テンプレート機能のアクセス権限と公開設定の仕様変更について

テンプレート機能のアクセス権限と公開設定の仕様変更について

2025年9月2日より、テンプレート機能におけるアクセス権限と公開設定の仕様を変更します。
本ページでは、設定時の操作方法をご説明しています。

目次
1. 変更内容
2. テンプレート機能の権限について
(A)テンプレートのドキュメントのアクセス権限について
(B)テンプレート配下のフォルダのアクセス権限について
(C)テンプレートのフォルダのアクセス権限とフォルダ配下のドキュメントのアクセス権限の関係について
(D)すでに作成されているフォルダの上位フォルダの権限が「継承中」で、そこからアクセス権限を絞りたい場合
3. 権限付与のステップ
(1)テンプレートフォルダ配下にフォルダはないが、ドキュメントがアップロード・公開されている場合
(2)すでにフォルダが作成されており、フォルダ内のドキュメントのアクセス権限が作成者・法務のみだった場合
4. その他
5. 想定QA


1. 変更内容
変更前:テンプレートのドキュメントが「公開」設定されていれば、ご自身にアクセス権限がなくても利用可能です。
変更後:ご自身にアクセス権限がある場合のみ利用可能(公開設定だけでは不可)です。
(参考:アクセス権限

本変更は、以下の機能に適用されます。
テンプレート画面からの複製
Hubble右上の「新規」ボタンからの作成
案件管理機能
審査依頼フォーム
Slack審査依頼フォーム


2. テンプレート機能の権限について
(A)テンプレートのドキュメントのアクセス権限について
テンプレートのドキュメントをアップロードしたタイミングでは、アップロードしたユーザーにのみアクセス権限が付与されています。
((C)で記載しますが、上位のフォルダ権限が、権限なしになっています)
上記より、現状アップロードしているテンプレートのドキュメントについて、利用ユーザー、グループにアクセス権限がない場合は、新たにアクセス権限を付与する必要があります。

アクセス権限を閲覧するとき、付与するときは、以下の2パターンで確認できます。

① ドキュメントにカーソルを当て、 [共有設定] のアイコンをクリック

② ドキュメントのチェックボックスにチェックを入れ、右側に表示される [共有設定] のアイコンをクリック

(B)テンプレート配下のフォルダのアクセス権限について
※Hubbleのフォルダのアクセス権限と同様です。

フォルダ作成時の仕様について
[現在の権限を引き継ぐ] をを選択しますと、直上の親フォルダに付与されている権限を引き継ぎます。
すなわち、第一階層のフォルダあれば、Hubble環境にアカウントを持つ全ユーザーが権限を持つ形になります。

[新しい権限で作成] 選択しますと、当該ドキュメント作成者のみの権限が付与されます。

(C)テンプレートのフォルダのアクセス権限とフォルダ配下のドキュメントのアクセス権限の関係について
※Hubbleのフォルダのアクセス権限・フォルダ配下のドキュメントのアクセス権限の関係と同様です。

① フォルダに移動したドキュメントの [上位フォルダの権限] が、 [継承中] の場合、移動先のフォルダの権限を引き継ぎます。

② フォルダに移動したドキュメントの [上位フォルダの権限] が、 [権限なし] の場合、移動先のフォルダの権限は引き継がれず、移動前から当該ドキュメントにアクセス権限を持つ方のみアクセス権限を保持します。

〈💡注意〉
移動前に該当のドキュメントに個別権限が付与されていた場合は、継承にプラスされます。

(D)すでに作成されているフォルダの上位フォルダの権限が「継承中」で、そこからアクセス権限を絞りたい場合
① すでに個別権限でアクセス権限を保持しているユーザーがいる場合は、 [上位フォルダの権限] が、 [権限なし] に変更することで、個別権限を持つユーザーのみに絞ることが可能です。
② 第一階層のフォルダ等で、Hubble環境にアカウントを持つ全ユーザーが権限を持つ場合には、一度ご自身のみや、アクセス権限を有して問題ないグループの権限を個別で追加することで、 [継承中] [権限なし] に変更することができます。


3. 権限付与のステップ
以下ですでにアップロードいただいているドキュメントに適切に権限を付与する方法を記載します。

(1)テンプレートフォルダ配下にフォルダはないが、ドキュメントがアップロード・公開されている場合
① 2-(B)-②の方法で、 [新しい権限で作成] でフォルダを作成します
② ①で作成したフォルダに、適切なユーザーやグループの権限を付与します
③ ②で権限を付与したフォルダ配下に適切なテンプレートのドキュメントを移動します
④ 完了です(※一部を除き)

(※)2-(C)で記載したように、移動したテンプレートドキュメントの権限は、当該ドキュメントの [上位フォルダ権限] に依存しますので、個別のドキュメントを適切に設定をする必要があります。
[継承中] の場合:②で付与した権限が自動で引き継がれます。
[権限なし] の場合:②で付与した権限は自動で引き継がれませんので、 [上位フォルダ権限] [継承中] に変更します。


(2)すでにフォルダが作成されており、フォルダ内のドキュメントのアクセス権限が作成者・法務のみだった場合
① 格納元のフォルダに適切にアクセス権限が付与されているか確認します。(付与されていなければ適切なアクセス権限を設定をします。)
② フォルダ内のテンプレートドキュメントの [上位のフォルダ権限] [継承中] に変更します。
③完了です。

4. その他
上位フォルダの権限が継承中になっているフォルダ配下にあるドキュメントであっても、上位のフォルダの権限を引き継がずに、ドキュメント毎に個別にアクセス権限を付与することも可能です。
メンテナンスが難しくなるため、おすすめはしません。
フォルダ作成時は部門ごとなど、権限別に作ることで将来のメンテナンス工数を下げる事が可能です。
アクセス権限を付与する場合、テンプレートの公開設定・編集をするユーザーでなければ、閲覧者権限をおすすめします。

💡〈注意〉
訪問者権限を付与した場合は、以下の仕様となるので注意が必要です。
テンプレートフォルダ内にて、テンプレートのプレビュー閲覧用の [簡単に確認] が押せません。

ドキュメント詳細画面にて表示されるドキュメントは当該ドキュメントの最新バージョンのみです。
当該ドキュメントの最新バージョンが、非公開である場合にも当該非公開バージョンのみが表示されます。


5.想定QA
テンプレートのバージョンツリーの履歴やコメントの履歴は見せたくないのですが、テンプレートを使えるようにする場合はどうしたらいいですか?
訪問者権限で設定してください。
テンプレートの編集や移動はされたくないのですが、テンプレートを使えるようにする場合はどうしたらいいですか?
閲覧者権限・訪問者権限で設定してください。
権限をつけているが、「公開」はしていないテンプレートは各種審査依頼から利用できますか?
利用できません。

ご不明点がございましたら、Hubble右上の「?」よりチャットサポートにご連絡ください。

▼参考ページ
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