【管理者・オーナー向け】Google WorkspaceでSCIMプロビジョニングを設定する方法

【管理者・オーナー向け】Google WorkspaceでSCIMプロビジョニングを設定する方法

Google WorkspaceをIdPとして、Hubbleとのプロビジョニングを設定をするマニュアルです。

前提条件
プロビジョニング機能はオプション機能です。
本設定を行う前に、Google WorkspaceによるSSO設定を完了させる必要があります。
Google Workspaceに登録されたユーザーとHubbleユーザーのメールアドレスを一致させる必要があります。
Hubbleユーザーの全員がGoogle Workspace上に登録されている必要はありません。

💡〈注意〉
Hubble側でメールアドレス等のユーザー情報を変更しても、Google Workspaceには反映されません。
HubbleとGoogle Workspaceの連携にメールアドレスを使用しています。そのため、Hubble側でメールアドレスを変更してしまうと、プロビジョニングが正しく行えなくなりますので 、Hubble側でメールアドレスは変更しないでください。

設定方法
【目次】
1. プロジェクトを作成する
2. APIを有効にする
3. サービスアカウントを作成する
4. サービスアカウントの情報を取得する
5. Google管理コンソールでAPIスコープを承認する
6. Hubbleの管理画面で設定をする

1. プロジェクトを作成する

作成を選択します。

2. APIを有効にする
プロジェクトの作成が完了したら、プロジェクト「Hubble」を選択した状態で、ナビゲーションメニュー(画面左上の「三本線のアイコン」)から「APIとサービス」→「ライブラリ」をクリックします。

「このページを表示するには、プロジェクトを選択してください。」と表示される場合:「選択」ボタンをクリックして、作成したプロジェクト「Hubble」を選択します。
検索窓に以下のAPIを入力して検索し、APIを有効化します。ナビゲーションメニューから「APIとサービス」→「ライブラリ」をクリックし、有効化する操作を繰り返します。
Admin SDK API
Google People API
検索窓から上記を検索し有効化します。
「APIとサービス」→「有効なAPIとサービス」から画面下部の一覧表で、APIを有効化したか確認可能です。

3. サービスアカウントを作成する

ロールをオーナーにして完了をクリックするとサービスアカウントが作成されます。

4. サービスアカウントの情報を取得する
該当のサービスの三点リーダーから「鍵を管理」を選択します。
キーを追加を選択します。
キーAI自動入力機能お追加からキーのタイプはJSONを選択します。
作成をクリックすると秘密鍵が作成されます。
続けて「詳細」をクリックし、「サービスアカウントの詳細」画面で表示される「メール」と「一意のID」の値をテキストエディタなどにコピー&ペーストして控えます。
ナビゲーションメニューから「IAMと管理」→「IAM」をクリックし、表示された画面で、「Hubble」プロジェクトの役割が、「オーナー」もしくは「編集者」であることを確認します。
役割の設定を確認できたら、Google Cloud Platform での対応完了です。

5. Google管理コンソールでAPIスコープを承認する
Google特権管理者で https://admin.google.com/ にログインし、「セキュリティ」→「アクセスとデータ管理」→「API の制御」→「ドメイン全体の委任を管理」→「新しく追加」と進みます。
クライアントID:「4.サービスアカウントの情報を取得する」で確認した「一意のID」を入力
OAuth スコープ:以下の3つのURLすべてをコピー&ペーストして入力してください(「,」も含めてコピー)
https://www.googleapis.com/auth/admin.directory.group,https://www.googleapis.com/auth/admin.directory.user,https://www.googleapis.com/auth/admin.directory.orgunit
上記の値を入力し、「承認」をクリックします。「詳細を表示」より、入力した内容が追加されたことを確認します。

6. Hubbleの管理画面で設定をする
秘密鍵を含むJSONファイルをアップロードします
①へGoogle Workspace特権管理者のメールアドレスを、②へドメインを入力します。入力後、更新をクリックします。

プロビジョニングする対象を選択します。
ユーザープロビジョニングのフィルタ(ユーザー作成)
Google Workspaceのグループを指定すると指定したグループ内のメンバーをHubbleにアカウント作成します。
グループプロビジョニングのフィルタ(グループ作成)
Google Workspace上のどのグループをHubbleのグループとして追加するか
グループがあり、ユーザーと紐づいている場合はHubble上にアカウントをグループ内にユーザーが紐づきます。

例)
①グループAとグループBのユーザーを作成した。
②グループAとグループBのグループ作成した。
③その場合、グループAには、グループAのメンバーが紐づきます。グループBには、グループBのメンバーが紐づきます。
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