【管理者・オーナー向け】OktaでSCIMプロビジョニングを設定する方法
OktaをIdPとして、Hubbleとのプロビジョニングを設定をするマニュアルです。
前提条件
プロビジョニング機能はオプション機能です。
本設定を行う前に、OktaによるSSO設定を完了させる必要があります。
Okta上の指定したアカウントをHubble上に登録・同期・削除することが出来ます。
💡〈注意〉
Hubble側でメールアドレス等のユーザー情報を変更しても、Oktaには反映されません。
HubbleとOktaの連携にメールアドレスを使用しています。そのため、Hubble側でメールアドレスを変更してしまうと、プロビジョニングが正しく行えなくなりますので 、Hubble側でメールアドレスは変更しないでください。
設定方法
概観
1.名前IDのフォーマットとアプリケーションのユーザー名を設定する
2. SCIMを有効化する
3. HubbleのSCIM URLとAPIトークンをOktaに登録する
4. アカウントの作成・削除・更新を有効化する
5. ユーザーやグループを割り当てる
6. プロビジョニングの結果を確認する
7. ユーザーやグループの削除をする
1.名前IDのフォーマットとアプリケーションのユーザー名を設定する
(1)
[アプリケーション]
の [サインオン]
に移動します。(2)
[アプリケーションユーザー名の形式]
を「なし」もしくは「カスタム」に変更します。 なし:ユーザーを追加する際にユーザー名を都度入力する必要があります。
カスタム:式を入力しておくことでユーザー名が自動で入力されます。
2. SCIMを効化する
(1)
[一般]
の編集ボタンを押下します。(2)
[SCIM プロビジョニングを有効化]
にチェックを入れ保存します。3.HubbleのSCIM URLとAPIトークンをOktaに登録する
(1)Hubbleにログインし、「管理画面>アプリケーション>SCIMプロビジョニング」で設定を行います。
(2)
[SCIM プロビジョニングの設定を確認する]
をクリックします。(3)発番されたSCIM URLとAPIトークンをコピーします。
💡〈注意〉
シークレットトークンはセキュリティの関係から表示されるのは、この1回のみなので注意してください。
シークレットトークンを失った場合などの再発行の場合は一度設定を解除の上、再度設定してください。
(4)Okta側で各項目を記入します。
SCIMコネクターのベースURL :Hubbleで取得した「SCIM URL」を入力
ユーザーの一意のIDフィールド :「userName」と入力
サポートされているプロビジョニングアクション:「Import New Users and Profile Updates」,「新規ユーザーをプッシュ」,「プロファイルの更新をプッシュ」,「プッシュグループ」にチェックを入れる
認証モード :HTTPヘッダー
HTTPヘッダー:Hubbleで取得した「APIトークン」を入力
(5)
[保存]
を押して完了です。4. アカウントの作成・削除・更新を有効化する
この手順では、SCIM プロビジョニングによってどのような情報を自動で管理・同期できるようにするかを決めます。
(1)
[プロビジョニング]
の編集ボタンを押下します。(2)
[ユーザを作成]
、 [ユーザー属性を更新]
、 [ユーザーの非アクティブ化]
の3つにチェックを入れて保存します。これでユーザーを追加する準備は完了です。
5. ユーザーやグループを割り当てる
(1)ユーザーを作成する
① 割り当てタブの
[割り当て]
を押下します。②
[ユーザーに割り当て]
か、 [グループに割り当て]
を選択します。 ユーザーに割り当て :Okta上のユーザーのアカウントをHubbleに作成します。
グループに割り当て :Okta上のグループにいるアカウントをHubbleに作成します。
(2)OktaのグループをHubble上に作成する
① プッシュグループタブの
[プッシュグループ]
を押下します。② グループを検索し追加します。
③ 該当グループを割り当てます
④保存します。
⑤アクティブになったら割当完了です。
6. プロビジョニングの結果を確認すう
(1)下記URLより、Okta上で割り当てたユーザーがHubbleのユーザー設定で作成されているか確認します。
(2)下記URLより、Oktaのプッシュグループで追加したグループがHubbleのグループ設定に作成されているか確認します。
7.ユーザーやグループの削除をする
(1)Hubble上のアカウントを削除する場合
Oktaの
[ディレクトリ]
の [グループ]
からユーザーの割り当てを解除してください。(2)Hubbleのグループを削除する場合
Oktaの
[ディレクトリ]
の [グループ]
から削除してください。💡〈注意〉
Hubbleのグループは削除されますが、Hubble上のアカウントは残ります。